今日の妄想パワープレイ: マシュ・ケ・ナダ ― 2006年02月21日 04時34分29秒
19日の日曜、青山ブックセンター本店で行われた「ポップカルチャー・アワード2005」なるトークイベントに行ってきた。
エディター&ライターの川勝正幸、下井草秀の両氏のユニット、文化デリックによる「ポップ・カルチャー年鑑2005」の出版記念を兼ねた催し。この本は二人が高円寺で月に一度催しているPOP寄席というトークをまとめたもの・
下井草さんとはお仕事を一緒にすることも多く、その博覧強記というか無駄知識の泉っぷりに、いつも感心させられてます。特に『元気が出るテレビ』と『お笑いウルトラクイズ』については、誰よりも造詣が深い。
イベントの第1部は去年の映画、音楽、文学で1位に選ばれた作品の表彰式で、出版部門では、「彼女は長い間猫に話かけた」の作者である川崎徹さんが受賞し、ご本人が登場。『元気TV』のメンバーだった川崎さんに賞状を渡す下井草さんは、自身の不遜っぷりに恐縮してました。この川崎さんの本はぜひ読みたい。
第2部は最近、映画監督デビューを果たした漫画家・杉作J太郎氏を交えたトーク。
そこでJ太郎氏が監督した「任侠秘録 人間狩り」と「怪奇!幽霊スナック殴りこみ!」のメイキングや予告編が流された。なんと本編より長い1時間もの映像だったのだが(会場は笑いと共に、「早くトークしろよ」と青江三奈のような愛情深い溜息も流れました)、そのバックに流れていたのが「幽霊スナック」の主題歌でもあるCKBの「まっぴらロック」。
翌日、「ポップアワード年鑑」を電車で読みながら、脳内で「まっぴらロック」を流そうとすると、
♪ナンマイダー、ナンマイダー~うー、オマー、オマー、オエー…マシュケナッダ、という具合に、どうしても「マシュケナダ」にシフトしてしまう。しまいには、地下鉄の階段で口に出てしまう始末。完全に妄想パワー・プレイ状態である。正確にはどんな歌詞かわからんが。ポルトガル語だからね。
もちろん「まっぴらロック」は「マシュケナダ」のボサノバ・サウンドを昭和歌謡風にアレンジしてるんだけど、それにしても「マシュケナダ」、おそるべし。ボサノバの威力なのか、ブラジルの威力なのか、すっかり脳内は1966年である。イリヤ・クリヤキンといい、まったく。
「マシュ・ケ・ナダ/MAIS QUE NADA」は、セルジオ・メンデスとブラジル66による、1966年の大ヒット曲。
浅野ゆう子も「サマー・チャンピオン」で、セルジオ・メンデスと組んでましたな。これは1979年の夏のカネボウのCMソング。よし、ようやく脳内が70年代まで戻ってきたぞ。
「サマー・チャンピオン」のときは、"セルジオ・メンデスとブラジル88"を名乗ってた。1979年なのに。百恵ちゃんの「しなやかに歌って」と同様、80年代に向かって、ってことだったんでしょうが、もし100年後くらいに『サマー・チャンピオン』が88年の歌と誤解されて発掘されたらどうしよう、といらぬ気を揉んでしまいますな。
ちなみにこの年の化粧品CMは、資生堂がツイスト「燃えろいい女」でモデルは小野みゆき、コーセーが山本達彦の「ある日、この夏」でモデルはセーラだったはず。『燃えろいい女』が一番ヒットしたんだが、なぜか私は「ある日、この夏」のEPを王子駅前で買いました。ただ単に二枚目風の顔がよかったんだよな。歌はどうってことなかった。レコードのジャケ買いをしたのは、このときが初めてです。今27年ぶりに思い出しました・・・_| ̄|○。
エディター&ライターの川勝正幸、下井草秀の両氏のユニット、文化デリックによる「ポップ・カルチャー年鑑2005」の出版記念を兼ねた催し。この本は二人が高円寺で月に一度催しているPOP寄席というトークをまとめたもの・
下井草さんとはお仕事を一緒にすることも多く、その博覧強記というか無駄知識の泉っぷりに、いつも感心させられてます。特に『元気が出るテレビ』と『お笑いウルトラクイズ』については、誰よりも造詣が深い。
イベントの第1部は去年の映画、音楽、文学で1位に選ばれた作品の表彰式で、出版部門では、「彼女は長い間猫に話かけた」の作者である川崎徹さんが受賞し、ご本人が登場。『元気TV』のメンバーだった川崎さんに賞状を渡す下井草さんは、自身の不遜っぷりに恐縮してました。この川崎さんの本はぜひ読みたい。
第2部は最近、映画監督デビューを果たした漫画家・杉作J太郎氏を交えたトーク。
そこでJ太郎氏が監督した「任侠秘録 人間狩り」と「怪奇!幽霊スナック殴りこみ!」のメイキングや予告編が流された。なんと本編より長い1時間もの映像だったのだが(会場は笑いと共に、「早くトークしろよ」と青江三奈のような愛情深い溜息も流れました)、そのバックに流れていたのが「幽霊スナック」の主題歌でもあるCKBの「まっぴらロック」。
翌日、「ポップアワード年鑑」を電車で読みながら、脳内で「まっぴらロック」を流そうとすると、
♪ナンマイダー、ナンマイダー~うー、オマー、オマー、オエー…マシュケナッダ、という具合に、どうしても「マシュケナダ」にシフトしてしまう。しまいには、地下鉄の階段で口に出てしまう始末。完全に妄想パワー・プレイ状態である。正確にはどんな歌詞かわからんが。ポルトガル語だからね。
もちろん「まっぴらロック」は「マシュケナダ」のボサノバ・サウンドを昭和歌謡風にアレンジしてるんだけど、それにしても「マシュケナダ」、おそるべし。ボサノバの威力なのか、ブラジルの威力なのか、すっかり脳内は1966年である。イリヤ・クリヤキンといい、まったく。
「マシュ・ケ・ナダ/MAIS QUE NADA」は、セルジオ・メンデスとブラジル66による、1966年の大ヒット曲。
浅野ゆう子も「サマー・チャンピオン」で、セルジオ・メンデスと組んでましたな。これは1979年の夏のカネボウのCMソング。よし、ようやく脳内が70年代まで戻ってきたぞ。
「サマー・チャンピオン」のときは、"セルジオ・メンデスとブラジル88"を名乗ってた。1979年なのに。百恵ちゃんの「しなやかに歌って」と同様、80年代に向かって、ってことだったんでしょうが、もし100年後くらいに『サマー・チャンピオン』が88年の歌と誤解されて発掘されたらどうしよう、といらぬ気を揉んでしまいますな。
ちなみにこの年の化粧品CMは、資生堂がツイスト「燃えろいい女」でモデルは小野みゆき、コーセーが山本達彦の「ある日、この夏」でモデルはセーラだったはず。『燃えろいい女』が一番ヒットしたんだが、なぜか私は「ある日、この夏」のEPを王子駅前で買いました。ただ単に二枚目風の顔がよかったんだよな。歌はどうってことなかった。レコードのジャケ買いをしたのは、このときが初めてです。今27年ぶりに思い出しました・・・_| ̄|○。
最近のコメント