週刊文春に再々デビュー2008年12月31日 02時57分56秒

現在発売中の週刊文春(新年特大号・牛さんの表紙)に、
偉大なるクリント・イーストウッドの記事を書きました。
以前、カンヌでインタビューしたときのものです。


実は文春さんには、以前、アラフォーライターとして(苦笑)、
コメントを出したり、カンヌで撮った写真を使っていただいたり
したのですが、実際に原稿を書いたのは初めて。
3度目の正直ですな。


尊敬する小林信彦、近田春夫両氏と同じ誌面に書かせていただいて、
いやはや大変恐縮ですよ!
さらに溺愛する大橋のぞみちゃんとも同じ号ですよ!


ちなみに急きょ広告が入ったためで、
映画好きの方にはややあっさりした内容かな。
編集さんが、「笑っちゃう広告が入ってますが」と
恐縮してましたが、今日見たら読者層にはぴったりな
薄毛クリニックの広告でした。
こんなことなら、イーストウッドが話していた髪の毛ネタも入れればよかった、と思いましたよ。

最近のお仕事 2008年11月2008年11月29日 20時40分39秒

TROPIC THUNDER
『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』 劇場用プログラム

「どこにいるんだい、オーウェン・ウィルソン?」というタイトルで、
コラムを書いています。
そう、この映画、オーウェンがいないのが、ほんとーーーっに残念なのだ。
オーウェンがやるはずだったキレキレ・エージェント役は、
○シュー・○コノヒーが演じてます。(一応カメオなので、伏字にしておこう)
悪くないけど、がんばってキレてるみたいなんだよなー。


このプログラムにはブック・イン・ブック形式で、劇中映画である「トロピック・サンダー」のプログラムがくっついており、その解説・ストーリーも書いています。
実在しない映画の解説ってことで、昔の東宝東和調でおおげさに書いてほしいというリクエストを受けて、書いてみました。
って、確かに東和にいたころも、実在している映画ですら、まるでまったく別の映画のごとく見せてしまっていたわけだから、
実在しない映画の文章書くのだって、大差はないよね。



『ブルータス』12月5日号
http://magazineworld.jp/brutus/652/read/
映画特集のブック・イン・ブック(最近多いな)、「シネマ・レジャー白書」の中で、レジャーにまつわる映画DVDを選んで解説してます。
私の担当は、スキー、博覧会、オートキャンプ、花。
スキーでは「シャレード」、オートキャンプでは「センチメンタル・アドベンチャー」など、
あまりその手の特集では出てきそうもない映画をセレクトしてみました。

最近のお仕事 2008年7月その22008年07月19日 18時45分19秒

CREA8月号

CREA 8月号


山崎静代インタビュー
女優として「乙女のパンチ」に主演した
南海キャンディーズのしずちゃんを取材しました。


この映画がすごい!9月号


真夏の夜の官能映画特集SP
なつかしの「青い体験」などについて、熟女(笑)目線でコメント。


「片腕マシンガール」公開記念
井口昇・大林宣彦 対談 
非常に盛り上がった対談でした。ご一読を!



この夏の2大エクストリーム傑作の一つ、
「片腕マシンガール」のパンフにも、寄稿してます。
(もうひとつのエクストリーム傑作は、「スピード・レーサー」)



ヴァラエティ・ジャパン
SEX AND THE CITY 特集
http://www.varietyjapan.com/vplus/0807satc/vote.html


現在はSATC VOTE 受付中なので、気になるトピックがあれば、
ぜひ投票してみてください。
25日からは、キャリー世代、すなわちアラフォー(笑)の物書きとして、
BBSの進行役も務めます。

最近のお仕事 2008年4月2008年04月08日 00時30分32秒

エル・ジャポン

このところ「最近のお仕事」について書いてませんでしたが、
ぼちぼち仕事はしております。

ELLE Japon 5月号
ウォン・カーウァイ インタビュー
『マイ・ブルーベリー・ナイト』に関する話がメインですが、
トニー・レオンについても語ってくれました。


SWITCH 5月号
ガス・ヴァン・サント インタビュー
『パラノイド・パーク』に関して。
地元ポートランドで撮り続ける理由など聞いています。
この映画を観て、トレイン・ホッパーズ(無賃乗車で旅する人々)に興味を持ったら、ロバート・アルドリッチの傑作『北国の帝王』もぜひ観てほしいですな。
どちらもオレゴンが舞台。まったく趣きは違うが、オレゴンと無賃乗車の歴史みたいなものが垣間見れます。


TV Taro on web
http://tvtaro.jp/

出来たばかりのテレビタロウのサイトに
『モンゴル』のレビューを書きました。
トップページの新作映画評のところから入ると読めます。
映画はロマンあふれる大活劇。浅野くんもいいが、
ライバルを演じた『初恋のきた道』のスン・ホンレイの柄の大きな芝居もいい。
自分で言うのもなんだが、私はモンゴルの大女優に似ているらしいので、
この映画でテムジン(後のチンギス・ハーン)の父が語る、
モンゴルにおけるいい女の定義に妙に納得。
どんな定義かって?それは映画をご覧ください。


ところで、私も書かせていただいていた
文藝春秋 TITLE が2月末売の4月号をもって休刊に。
とても惜しい。
年末の映画特集では、アカデミー賞予想をしたり、
私もとても楽しんで書ける媒体だったので、残念至極。
編集部の皆様、お世話になりました。
また、面白い雑誌や本を作ってください。お手伝いしますので。


しかし、どこも雑誌は大変なようだ。
TITLEだけでなく、最近でもダ・カーポや主婦の友など、休刊が続いている。雑誌不況といわれて久しい。まあ、世の中も相変わらず、ごく一部をのぞいて不況なのだが。


雑誌は、テレビ同様、実は広告収入によるところが大きいのだが、
カルチャー誌は、とくに厳しい様子。
ファッション誌や女性誌は、大手ブランドやアパレル、化粧品会社が
広告を打つからまだましだが(それでもこの1年で、かなり休刊した)、
その手の広告が望めない場合、なにかと大変なのだ。


情報誌もネットの普及でかなり前から苦労しているし。
主に雑誌に文章を書くことで生計を立てている私にとって死活問題なのだが、それはおいておいても(いや、本当はおいておけないんだけど)、
やっぱり雑誌ならでは、活字ならではのものってあると思うのよね。
ネットで検索して得られる情報も大切だが、
雑誌に載っている情報は、その時点で(たいていは)精査されているはずなので、それだけでもある程度の価値がある・・・と思う。
たとえばこのブログは私以外の誰も掲載前にチェックしないが、
雑誌では編集者がまず目を通す。
(ネットでも原稿料をいただいて書いている原稿はそうだが)。
それ以前に何について書くか、というところから吟味している。
もっとも、それだけではダメだから、不況なんだろうが。
もしくは、大して精査されていない、垂れ流しと同じものが増えているから、読者が離れてしまうのか?


実は、私も自分の原稿で、先日大失敗をしてしまった。
『死神の精度』のプログラムに古今東西の死神に関して書いたのだが、
その中で、『BLEACH』の死神、朽木ルキアを「黒髪の美少年」と書いてしまい、そのまま掲載されてしまった。
ごめんなさい! 美少女の間違いです。
日本語としては美少年に美少女は含まれるとはいえ(そういうトリビアがありましたな)。
ああ、物書きの精度が問われるぜ・・・。

最近のお仕事 10月2007年10月28日 17時29分04秒

ELLE japon
エル・ジャポン 12月号
*ELLE HOT 50という特集の中で、
ウェス・アンダーソン×オーウェン・ウィルソンの「ダージリン急行」をはじめ、ヴェネチア映画祭注目の3作品を取り上げてます。



この映画がすごい!
『ヴィーナス』レビューなど。
*ピーター・オトゥール主演のビター・スウィートなコメディ。以前ブログに書きましたが、
http://stonez.asablo.jp/blog/2007/02/26/1209684


オトゥールが演じるのは、19の女の子に恋をする老優モーリス。オトゥールには、ぜひともこれでオスカーをとってほしかった。必見!
ここではこの映画の素晴らしさを説明するよりも、名台詞を一つご紹介したい。


Maurice: For most men, the woman's body is the most beautiful thing they will ever see.
Jessie: What's the most beautiful thing a girl sees? Do you know?
Maurice: Her first child.


モーリス:男が人生で目にする中で、女性の裸ほど美しいものはない。
ジェシー:じゃあ女にとっては?
モーリス:最初の子供さ。


・・・これをどこで言うのかは、見てのお楽しみ。



『パンズ・ラビリンス』
劇場用プログラム
*特殊メイクアップでオスカーをとったダビド・マルディに電話インタビューしました。国際電話で英語でインタビューするのって緊張するのよね。
でも他では読めない話も聞けたように思うので、ぜひお手にとってみてください。

今月のお仕事 7月2007年07月22日 20時03分56秒

elle japon
エル・ジャポン 8月号
カンヌ映画祭の大特集の中で、今年のレポートを書いてます。


キネマ旬報 8月上旬号
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」特集
ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントほかキャスト、監督、プロデューサーのインタビュー


キネマ旬報 7月下旬号
「西遊記」 香取慎吾 インタビュー
(でもちょっとした手違いで、筆者名が別人に。8月上旬号で訂正をしていただきました)


TV Taro 7月号
「ライラの冒険」カンヌ・レポート
(来年公開のファンタジー大作「ライラの冒険」の、カンヌお披露目パーティーの様子をレポ。はじめてTV taro に書きました)


TV fan 7月号
井上真央 インタビュー


「西遊記」劇場用プログラム
香取慎吾、深津絵里、内村光良、伊藤淳史、澤田鎌作監督インタビュー

独占! イ・ビョンホン2007年07月10日 02時21分14秒

イ・ビョンホン独占
ちょうど1ヶ月前、ソウルでとったイ・ビョンホンのインタビューが掲載された、CREA 8月号が、いよいよ発売! 「独占!イ・ビョンホン」として、表紙にもビョンホン登場。写真もインタビューも、かなり充実してると思いますので、ぜひお手にとってお読みください。


モノクロの写真集「パリイ」の裏話から、次回作(噂されている、あの映画です)、結婚観まで、珍しく1時間近くゆっくり話を聞け(といっても通訳が入っちゃうから、英語や日本語のときの半分しか聞けないんだが。)、とても楽しいインタビューだったのだが、実はそこに至る前に思いもよらぬ事態が発生し、いろんな意味で忘れられない取材に。


取材前日、羽田空港でソウル行き最終便にチェックインしようとしたら、航空券の名前が間違っていることが発覚。あわや、私ひとり置いてけぼりになるか、ということに。いろいろ交渉の末、ぎりぎりで飛行機に乗れたのだが、まさに冷や汗。
でも、同行の編集Sさんは、冷や汗どころではなく脂汗が出てたに違いない。ほんとに、ほんとにお疲れさまでした。


それにしても、ビョンホン、痩せて一層格好よくなっていた。
取材中も自覚してたんだけど、テープを起こしていて(正確にはテープじゃないが)、自分がやたらにテンションが高いのを再確認。ほんと、こういう自分の声を聞くのは、恥ずかしいんだよなあ。いやはや。仕事柄、いろいろイケメンには会って慣れているはずなのだが、やっぱビョンホン、いいわ。


殺し屋を演じる「いい奴、悪い奴、変な奴」の役作りのため、かなりダイエット&トレーニングをしたそうで、やたらシャープ。当日も取材の合間に、パーソナルトレーナーが、ちゃんと状態をチェックをしにきてたほどで、絶対にサボれないらしい。スターも楽じゃないなあ。


それと韓国スター全般に言えるけれど、もうすぐ37歳とは思えぬほど、肌がキレイ。タバコもお酒ものむようなのに、なんで、と思っていたが、やっぱりかなり気をつかってるようす。
インタビュー中、手の乾燥が気になったらしく、マネージャーさんにハンドクリームをもってきてもらい、通訳している間に塗っていたのが印象的。ちなみに、クリームはジュリークのものだった。私もこれ、前からほしいなと思っていたのよね。結構お高いので、DFSにでも行ったら買おっと。

最近のお仕事 6月 中旬2007年06月24日 17時13分25秒

ときめかなくっちゃ、映画じゃない!
CREA 7月号 
恒例の映画特集「ときめかなくっちゃ、映画じゃない!」にて、以下のページを執筆。 
* 『キサラギ』をめぐる愛すべき5人の男たち 本文&インタビュー
(小栗旬、ユースケ・サンタマリア、塚地武雅、小出恵介、香川照之)
 とても5人の仲が良いときき、「もしも5人が家族だったら?」という質問をぶつけたら、みんな答えがバラバラで非常に面白かった。

*上半期 ハリウッドスターお騒がせ事件簿 
 ナンバー1ヤリツィンは誰だ!、ヒュー・グラントの豆パック爆弾で逮捕、マイケル・ジャクソン出稼ぎ来日、スターの子育て騒動、などについて書いてます。他紙では報道されていない、笑えるネタも満載!)

*菊地凛子 インタビュー 『図鑑に載ってない虫』
(アカデミー候補になっても全然浮かれない感じがよかったです。ロッテの「よしこ」CMについても楽しく語ってくれました)

*私がはまったドラマDVDランキング コメント
(はじめてはまった韓国ドラマ『美しき日々』について、一言コメント。室長ファンなのだ!)



アクチュール Acteur 7月号
*木村拓哉&香取慎吾 カンヌレポ
(慎吾ちゃんが一時より痩せて、とてもかっこよくなっていた。ちなみに彼らのカンヌ入りを非難するような声が一部あるが、カンヌは映画見本市でもあるので、いろんなスター、関係者が来て当然。たとえば007のダニエル・クレイグだって『ライラの冒険』の宣伝のためだけに来ていたし、みんなPR合戦をしているのだ。)

*ダニエル・ウー インタビュー
 皇太子役を演じた『女帝』について。また、アメリカでの子供時代の葛藤なども熱く語ってくれました。巻末にポストカードもついてます!



熊本日日新聞 
カンヌ映画祭レポート (6月14,18日付に上下で掲載。かなりまじめに今年の映画祭を分析して書きました)

文春でグラビア・デビュー2007年06月01日 23時42分58秒

いやあ、念願叶って、文春のグラビア飾っちゃいましたよ。それも見開き!

とはいえ、議員さんとの熱い一夜をスクープされたわけでも、「原色美女図鑑」に出たわけでも、もちろんなく。
昨日発売の週刊文春6月7日号のモノクログラビアページで、私が撮影した写真が使われいるのです。

題して、「将軍様が脚本・編集した謎の北朝鮮映画『ある女子学生の日記』初出品」。

カンヌでは公式上映会場の地下と別館で、映画のマーケットが開かれていて、こちらでも数多くの映画が上映されてます。実は映画会社にとっては、こちらが勝負の場所でもあるんだが、そこで、史上初の北朝鮮映画『ある女子学生の日記』が上映され、私が会場の様子を撮影したというわけ。

手持ちのデジカメ(エビちゃんカメラことfine pix)で撮ったのだが、まさか見開きで使われるとは思わず、誌面を見てびっくり。
今までも映画祭レポなどで自分の撮影した写真を使うことは多かったけど、ここまで大きく使われたのは初めて。いやいや、なんだか照れるね。自分が水着で映ってるわけでもないのにさ。

私の腕前を見たい方、ぜひお買い上げのほどを。よろしくー、ね! って、ゆーとぴあかよ。
背表紙に近いほうのモノクログラビアに載ってます。
ま、実は「新庄離婚!」の記事のほうが気になってもいるわけだが。やっぱり、正月のハワイ旅行に奥さん同伴しなかったし、私も怪しいと思ってたんだよねえ。って、前チューか。

最近のお仕事 4月下旬2007年04月30日 23時37分48秒

TITLE 6月号
”超話題作『バベル』のイニャリトゥ監督、東京を歩く”
(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督と非常に短い時間ですが渋谷のロケ地めぐりをし、インタビューをしました。なかなか他では聞けないコメントもあると思うので、ご一読のほどを)


キネマ旬報 5月上旬号
『バベル』 役所広司、菊地凛子 インタビュー


この映画がすごい!6月号
『ラブソングができるまで』ほか、レビュー


『ラブソングができるまで』
劇場用プログラム
「無駄なパワーが時代を作る」と題し、80年代についてのコラムを執筆。
恥ずかしながら、わがミーハー時代を激白!してみました。
ヒュー・グラント演じるの主人公のポップスターが活躍したのが、80年代。
デュランデュラン、ワム!、スパンダー・バレエなどが好きだった人には、絶対にオススメしたい映画です。大笑いできます。
ちなみに私は、スパンダー・バレエ派でした。


『ゲゲゲの鬼太郎』 劇場用プログラム
ウエンツ瑛士 インタビュー