希望的観測。 ― 2007年02月26日 01時44分11秒

いよいよ今日(日本時間の月曜朝10時)は、アカデミー賞授賞式。
ある雑誌にてアカデミー賞予想をしたので、ここにも書いてみます。去年は当てにいったのですが、今年はあくまで「とったらいいなあ」予想にしてみました。
以下、希望的観測。
作品賞:硫黄島からの手紙
監督賞:マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)
主演男優賞:ピーター・オトゥール(Venus)
主演女優賞:ヘレン・ミレン (クイーン)
助演男優賞:アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
ただし、ブックメイカーにでも行って現実的に予想するなら、こんな感じ。
作品賞:バベル
主演男優:フォレスト・ウィテカー(ラストキング・オブ・スコットランド)
これ以外は同じ。
これまでの賞レースだと主演男優の本命はウィテカー。
ピーター・オトゥールは8度目の正直なので、
候補にするなら賞をあげないといかんだろうと思うんだが。
でも10年前もローレン・バコールを候補にしておいて、
伏兵のジュリエット・ビノシュがさらってしまったりと、
アカデミー会員数千人の投票なので、思わぬバイアスがかかったりしちゃうんだよね。
それでもオトゥールは大好きなので、ぜひともあげたい。
先日読んだインタビューも実に面白かった。
これぞ本物の役者だな、と思わされるよ。
http://www.msnbc.msn.com/id/16840017/site/newsweek/
(たぶん日本版ニューズウィークにも転載されると思う)
74歳、大酒のみで2度離婚暦あり。独身が一番いいらしい。
ただしかなり老けてみえるけど、実はイーストウッドより2歳も年下だから、9度目の正直がないわけじゃないけどね。
スコセッシは、ここらで何かあげないといけない、と
アカデミー会員も思ってるはずだが、やっぱり作品賞はおあずけで、監督賞になると予想。
次回作は、遠藤周作の『沈黙』なので、こっちで本気を見せてほしい。
作品賞は、出来は「硫黄島からの手紙」が上だけど、
アカデミー会員が字幕つき映画をどこまで見ているか疑問なので、混戦の今年は無難に「バベル」に行っちゃいそうだなあ。
誰も否定できないタイプの映画なので。
無難とは書きましたが、映画そのものはいい映画ですよ。
エディ・マーフィは助演賞有力と言われてるけど人望がないので、ベテランのアーキンが取ると思う。こちらは72歳。
この人は「暗くなるまで待って」や「摩天楼を夢みて」、「シザーハンズ」など、長いこと脇役としていい仕事をしてきてる。真の意味で助演男優なんだよね。 マーフィのように普段主演の人が、たまたま助演をやってこの賞をさらってしまうことがままあるけど、本来はアーキンのような人にこそあげるべき賞だと思う。
さて、結果はいかに。
ある雑誌にてアカデミー賞予想をしたので、ここにも書いてみます。去年は当てにいったのですが、今年はあくまで「とったらいいなあ」予想にしてみました。
以下、希望的観測。
作品賞:硫黄島からの手紙
監督賞:マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)
主演男優賞:ピーター・オトゥール(Venus)
主演女優賞:ヘレン・ミレン (クイーン)
助演男優賞:アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
ただし、ブックメイカーにでも行って現実的に予想するなら、こんな感じ。
作品賞:バベル
主演男優:フォレスト・ウィテカー(ラストキング・オブ・スコットランド)
これ以外は同じ。
これまでの賞レースだと主演男優の本命はウィテカー。
ピーター・オトゥールは8度目の正直なので、
候補にするなら賞をあげないといかんだろうと思うんだが。
でも10年前もローレン・バコールを候補にしておいて、
伏兵のジュリエット・ビノシュがさらってしまったりと、
アカデミー会員数千人の投票なので、思わぬバイアスがかかったりしちゃうんだよね。
それでもオトゥールは大好きなので、ぜひともあげたい。
先日読んだインタビューも実に面白かった。
これぞ本物の役者だな、と思わされるよ。
http://www.msnbc.msn.com/id/16840017/site/newsweek/
(たぶん日本版ニューズウィークにも転載されると思う)
74歳、大酒のみで2度離婚暦あり。独身が一番いいらしい。
ただしかなり老けてみえるけど、実はイーストウッドより2歳も年下だから、9度目の正直がないわけじゃないけどね。
スコセッシは、ここらで何かあげないといけない、と
アカデミー会員も思ってるはずだが、やっぱり作品賞はおあずけで、監督賞になると予想。
次回作は、遠藤周作の『沈黙』なので、こっちで本気を見せてほしい。
作品賞は、出来は「硫黄島からの手紙」が上だけど、
アカデミー会員が字幕つき映画をどこまで見ているか疑問なので、混戦の今年は無難に「バベル」に行っちゃいそうだなあ。
誰も否定できないタイプの映画なので。
無難とは書きましたが、映画そのものはいい映画ですよ。
エディ・マーフィは助演賞有力と言われてるけど人望がないので、ベテランのアーキンが取ると思う。こちらは72歳。
この人は「暗くなるまで待って」や「摩天楼を夢みて」、「シザーハンズ」など、長いこと脇役としていい仕事をしてきてる。真の意味で助演男優なんだよね。 マーフィのように普段主演の人が、たまたま助演をやってこの賞をさらってしまうことがままあるけど、本来はアーキンのような人にこそあげるべき賞だと思う。
さて、結果はいかに。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。