ぼなね。 ― 2007年01月20日 03時12分43秒
BONNE ANNÉE
新年あけましておめでとうございます。
ジャッキーの実家である石屋は元日も営業。
ご先祖さまにも清清しく新年を迎えてもらおうと、お花を供えに来る人が結構いるのだ
石だけでなく、お花やお線香、お酒を売ったり、桶やほうきを貸したりするのも、石屋の仕事。
ということで、今年も手伝いをしたのだが例年に比べて、お客さんがかなり少ない。
天気もよいのにどうしてかな、と思ったら、義母によれば、年末のテレビで細木数子が、「お正月の墓参りは縁起が悪い」と言ったせいらしい。
いやあ、みんなテレビに影響されすぎだよ。
確かにうちの実家ではお墓が遠いせいか、その習慣はないけど。
しかし、お坊さんでもない細木数子がなぜそんなことを言うのか。
新年を迎え、先祖に手を合わせて、いいことこそありすれ、何がわるいっていうんだ。
毎年正月に来るお客さんの数はだいたい決まっていて(それほど多いわけではないけど)、その分のお花をうちに限らず、近所の石屋さんの多くが用意していているので、これじゃ風評被害になる、とどこかのお店がテレビ局に抗議したらしい(義母情報)。
実際、お正月用に松を入れて、きれいにお花をまるけ(束ねることを、こう言う)るために、年末も夜なべしていた義母がかわいそうだな、と思いましたよ。義母だって本当は休みたいだろうが、毎年来るお得意さんのためを思ってお店をあけているので。
まあ私はといえば、のんびりと店番が出来たので、疲れずにすみ、居眠りもせずに「お笑いウルトラクイズ」を見ることができました。
金粉マラソンがなかったのが残念だったが、面白かった。
というわけで、今年も皆様よろしくです。
新年あけましておめでとうございます。
ジャッキーの実家である石屋は元日も営業。
ご先祖さまにも清清しく新年を迎えてもらおうと、お花を供えに来る人が結構いるのだ
石だけでなく、お花やお線香、お酒を売ったり、桶やほうきを貸したりするのも、石屋の仕事。
ということで、今年も手伝いをしたのだが例年に比べて、お客さんがかなり少ない。
天気もよいのにどうしてかな、と思ったら、義母によれば、年末のテレビで細木数子が、「お正月の墓参りは縁起が悪い」と言ったせいらしい。
いやあ、みんなテレビに影響されすぎだよ。
確かにうちの実家ではお墓が遠いせいか、その習慣はないけど。
しかし、お坊さんでもない細木数子がなぜそんなことを言うのか。
新年を迎え、先祖に手を合わせて、いいことこそありすれ、何がわるいっていうんだ。
毎年正月に来るお客さんの数はだいたい決まっていて(それほど多いわけではないけど)、その分のお花をうちに限らず、近所の石屋さんの多くが用意していているので、これじゃ風評被害になる、とどこかのお店がテレビ局に抗議したらしい(義母情報)。
実際、お正月用に松を入れて、きれいにお花をまるけ(束ねることを、こう言う)るために、年末も夜なべしていた義母がかわいそうだな、と思いましたよ。義母だって本当は休みたいだろうが、毎年来るお得意さんのためを思ってお店をあけているので。
まあ私はといえば、のんびりと店番が出来たので、疲れずにすみ、居眠りもせずに「お笑いウルトラクイズ」を見ることができました。
金粉マラソンがなかったのが残念だったが、面白かった。
というわけで、今年も皆様よろしくです。
最近のお仕事 12月 ― 2006年12月30日 03時32分02秒

アクターズ・ファイル5 西島秀俊
(西島さんのムックです。
『純情きらり』『フリージア』現場取材レポート、テレビ作品解説を担当しました)
CREA 1月号
福士誠治 インタビュー
『武士の一分』 劇場用プログラム
(坂東三津五郎インタビューほか)
TITLE 2月号
史上最大のDVD作戦
(カーレース、無声映画、鉄道、美女と野獣、などのテーマでセレクションしました。
ほかにソフィア・コッポラのインタビューも)
この映画がすごい! 2月号
年間ベストテン
『X-MEN ファイナル・ディシジョン』DVDレビューなど。
BSファン 2月号
年末年始はテレビがいちばん特集
海外ドラマ
(「リトル・ブリテン」、「エキストラ:スターに近づけ!」)
映画『有頂天ホテル』解説など。
感傷的な冒険・・・? ― 2006年12月30日 01時15分03秒
以前の日記に書いた、クリント・イーストウッドの隠れた傑作『センチメンタル・アドベンチャー』が、今夜2時30分からフジテレビで放映されます。『硫黄島からの手紙』を見た人、もしくはこれから見る予定のある人には、ぜひ見ることをお勧め。無理にとは言いませんが。
パンフにも書いたけど、この映画でのイーストウッドの登場の仕方や、甥(演じてるのは実の息子カイル・イーストウッド)との擬似親子の関係が、『硫黄島からの手紙』と相似形をなしていて、興味深いです。
ま、なんだかんだ言っても、単純に一番好きなイーストウッド映画なんだ。て、『セロリ』かよ。
それにしても、すごい邦題だよなあ。
原題は Honkytonk Man.
安酒場で歌う流しのカントリー歌手のことで、イーストウッドがそんなに上手じゃないけど、味のある声を聞かせます。
切ない話ではあるが、基調としてはコミカルなロードムービーなので、年末の深夜映画としててもいいチョイス。
ということで、年賀状作りに取りかかろう。
パンフにも書いたけど、この映画でのイーストウッドの登場の仕方や、甥(演じてるのは実の息子カイル・イーストウッド)との擬似親子の関係が、『硫黄島からの手紙』と相似形をなしていて、興味深いです。
ま、なんだかんだ言っても、単純に一番好きなイーストウッド映画なんだ。て、『セロリ』かよ。
それにしても、すごい邦題だよなあ。
原題は Honkytonk Man.
安酒場で歌う流しのカントリー歌手のことで、イーストウッドがそんなに上手じゃないけど、味のある声を聞かせます。
切ない話ではあるが、基調としてはコミカルなロードムービーなので、年末の深夜映画としててもいいチョイス。
ということで、年賀状作りに取りかかろう。
本屋のせいか。読者のせいか。 ― 2006年12月17日 03時56分14秒

本屋たちよ!と思わず伊丹十三口調になってしまいそうだぜ、まったく。
木曜のこと。
ようやく風邪も治りかけ、仕事も落ち着いてきたので、取材の帰りに、かねてから読もうと思っていた、小林信彦の「うらなり」と、金井美恵子の「快適生活研究」を買いに本屋に行った。しかし数軒回るが、どこにも在庫がないのだよ。どういうことかね。売りきれている、というより、入れてないっていうかさ。
実は数週間前にも同じ行動をとったのだが、そのときは「あ、ちょうど売れちゃったのね」と思って深追いしなかったのだが、いやあ、まいった。
「うらなり」の発売は夏ごろだったが、少し前に菊池寛賞を取ったばかりだし、「快適生活研究」は出てそれほどたってないにも関わらず置いてないということは、文芸書ってごく一部をのぞいて、やっぱり売れないのだなあ、と改めて実感。
(ちなみに「快適生活研究」は、3軒目のリ○ロでは書店のPC上では在庫があるのに、いくら探してもらっても現物が見つからず。もしかして万引きされちゃったのかもしれん)
まあ、金井美恵子の本は、今までにも何度かそういう目に遭っているので驚かなかったのだが(金井様ごめんなさい)、小林信彦もかあ・・・と、ちょっと驚いた。今は出てすぐ買わないと、本を手に入れるのがいきなり難しくなっちゃうんだよなあ。困ったもんだ。
学生時代以来、ずっと好きな作家二人なんだがな。ベストセラー作家ではないにせよ有名作家だと思うし、昔は、難なく読めた、というか入手できたのに、今や現物を手に取ることも難しいなんて! 小林信彦がエッセーで本が売れないとよく書いてるけど、本当にそうなのねえ。というか、本屋になくちゃ買えないし。みんな、読んであげてよ、買ってあげてよ、と頼まれてもいないのに、言いたくなってしまう。
近所にあった書店も数年前になくなってしまい、取り寄せができなくなってしまい、本当に不便。ちなみにうちの隣はブックオフなんだが。 皮肉だ。
リ○ロで「お取り寄せしましょうか」と言われたが、汐留の本屋に年内もう一回行くかどうか怪しいし、やめといた。
明日、取材で六本木に行くので、ABCに行くことにするか。
でもこれでなかったら、ショックだなあ。
しかし、みんな泣ける本しか買わんのかね。
笑える本はだめなのかしらん。
そんな不満を吹き飛ばすべく、今、WOWOWで「俺たちニュースキャスター」観てます。
月に一度のパンケーキ会議、私も出たい!
ビデオも持ってるんだけど、やっぱ笑えるなあ。
ポール・ラッドの白パン姿がまぶしすぎる。
硫黄島からの手紙 ― 2006年12月09日 03時14分01秒

どうやら沖縄で風邪をひいて、鼻水が出放題。仕事も書けども書けども終わらず、お風呂も入っていない日々ですが、ちょいとおしらせ。
今日から『硫黄島からの手紙』がいよいよ公開されます。
劇場用プログラムに、「イーストウッドが見つめる家族と戦争」と題し、
僭越ながら監督論よりの映画評を書きました。
ぜひ映画をご覧ください!そしてご鑑賞のお供に、プログラムもお買い求めいただければ、うれしく存じます。
映画の感想はもちろん、プログラムの感想もお待ちしています。
敬愛するイーストウッドについては書きたいことがいろいろありすぎて、少々、散漫になってしまったかもしれないですが。『センチメンタル・アドベンチャー』との共通点を中心に、書いてみました。
戦争について、戦場の描写については、映画を観ていだくことが一番ですし、より詳しい方の文章もあるので、映画を観てから読むのが前提であるプログラムでは、違う側面について書いてみたつもりです。
結論としてはこの映画に感動したら、イーストウッドの隠れた名作『センチメンタル・アドベンチャー』もぜひ観てね、ってことで。
他にも、二宮和也、中村獅童、そして硫黄島協会会長へのインタビューを担当させていただきました。
NAHAマラソン2006 ― 2006年12月03日 11時07分45秒

昨夜から那覇に来ています。
うちのジャッキーが昨年に続いて、NAHAマラソンに出場するため。先ほど、朝9時にスタート。21000人以上の人がエントリーしているので、スタート地点を全員通るだけでも、かなり時間がかかる。スターターは知花くららだったらしいが、スタート地点に近づけなかったので、未確認。
小力は確認できたのだが。他にもコスプレランナー多し。
那覇から糸満のほうへ下るコースのため、お笑いウルトラクイズの金粉マラソンと違い、漫湖公園は走らないのが残念!
無事出走を見送って、ホテルに戻ってきた。私は今からホテルの部屋で原稿を書きつつ(今年は年末進行がことのほかきつい!先週からずっと慢性寝不足で、耳が聞こえにくくなってきた。やばい・・・)、テレビでマラソン中継を見る予定。
去年は優雅に、自分への誕生祝ということで、エステを受けながら待ってたんだけどなあ。とほほ。
そんなこんなの、41歳の幕開けである。
ちなみに12月3日生まれの有名人には、ゴダールがいます。あとイルカ。
復活! ― 2006年11月29日 15時39分38秒
「たけしのお笑いウルトラクイズ」が元旦に10年ぶりに復活!ずっといわれてましたが、ようやく正式発表あり。
連日徹夜で原稿を書いていて弱った身には、ひさびさに嬉しいニュース。少し元気になれるかも。
山本モナがこれでTV復帰するのが話題の中心みたいだけど、それはどうでもいいや。
砂浜でトラック追いかけながら絶叫する、とかちゃんが見たい。
また沖縄の漫湖公園でやるのかしらん。
連日徹夜で原稿を書いていて弱った身には、ひさびさに嬉しいニュース。少し元気になれるかも。
山本モナがこれでTV復帰するのが話題の中心みたいだけど、それはどうでもいいや。
砂浜でトラック追いかけながら絶叫する、とかちゃんが見たい。
また沖縄の漫湖公園でやるのかしらん。
最近のお仕事 11月 ― 2006年11月20日 02時41分35秒

『CREA』12月号 運命の映画、最愛のスター!
チョン・ウソン
ソフィア・コッポラ
中村獅童
土屋アンナ インタビュー
釜山国際映画祭ミーハー・レポ など
『熊本日日新聞』11・6号 釜山国際映画祭レポート
『BSファン』12月号 二宮和也 インタビュー
『シネマスクエア』 vol.9
「硫黄島からの手紙」特集
「ウィンター・ソング」劇場用プログラム
金城武 記者会見レポ
怪物ふたり ― 2006年11月14日 02時37分00秒
『硫黄島からの手紙』を観た。
もう年内、何も観なくてもいいかと思うほど。
何年も贖罪の映画を撮り続けてきたイーストウッドだが、
贖罪を描きながらも次の段階にいってしまった。
こんな映画を撮れるイーストウッドは怪物だ。
そして、二宮和也も怪物だ。ずっと見てきたし、少し前に取材をしてたのでもちろん期待はしてたが、想像以上。怪物というか、もう化け物並み。たいした役者です。
76歳と23歳の怪物に、のみこまれちゃう感じ。
この映画について長めの文章を書くことになっているのだが、何を語っても自分の小ささが露呈するなあ。まあ、元々小さいから、いいけどね。
もう年内、何も観なくてもいいかと思うほど。
何年も贖罪の映画を撮り続けてきたイーストウッドだが、
贖罪を描きながらも次の段階にいってしまった。
こんな映画を撮れるイーストウッドは怪物だ。
そして、二宮和也も怪物だ。ずっと見てきたし、少し前に取材をしてたのでもちろん期待はしてたが、想像以上。怪物というか、もう化け物並み。たいした役者です。
76歳と23歳の怪物に、のみこまれちゃう感じ。
この映画について長めの文章を書くことになっているのだが、何を語っても自分の小ささが露呈するなあ。まあ、元々小さいから、いいけどね。
映画×漫画 ― 2006年11月04日 23時02分46秒
今日はひきこもって原稿書き。
そこへ明日発売の『キネマ旬報』が届いた。
表紙は「デスノート」の藤原竜也と松山ケンイチ。
今回の特集「日本の漫画原作の実写映画化ベストテン」には、私も参加したので結果に興味しんしん。
50人のライター、評論家が各5本ずつ順位をつけずに投票するというシステムで、悩んだ末、私が選んだのはこの5本。
「ポルノ時代劇 忘八武士道」
「愛と誠」(秀樹が主演した第一部)
「オールドボーイ」
「バタアシ金魚」
「真夜中の弥次さん喜多さん」
さて、この中に今回のベストテン1位になった作品があります。
どれだと思います?
↓
↓
答え『オールドボーイ』
そこへ明日発売の『キネマ旬報』が届いた。
表紙は「デスノート」の藤原竜也と松山ケンイチ。
今回の特集「日本の漫画原作の実写映画化ベストテン」には、私も参加したので結果に興味しんしん。
50人のライター、評論家が各5本ずつ順位をつけずに投票するというシステムで、悩んだ末、私が選んだのはこの5本。
「ポルノ時代劇 忘八武士道」
「愛と誠」(秀樹が主演した第一部)
「オールドボーイ」
「バタアシ金魚」
「真夜中の弥次さん喜多さん」
さて、この中に今回のベストテン1位になった作品があります。
どれだと思います?
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答え『オールドボーイ』
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