キャンプで逢いましょう ― 2007年02月19日 01時59分47秒

って、ホイチョイプロ風に売ろうとして、失敗した映画があったけど、そっちのキャンプじゃないよ。
木金と1泊で、プロ野球のキャンプ取材に行ってきた。
野球評論家に転進か。すみません。単に好きで行ってきただけっす。
おととしも見に行ったが、試合とは違う楽しさに味をしめちゃったのよ。前回は行き当たりばったりだったが、今回は事前にスケジュールを練って、二日間みっちりキャンプ漬けに。
実は宮崎で巨人、ダイエーのキャンプも観たいところだったが、沖縄好きのジャッキーの希望もあったのと、横浜に移籍した工藤の応援のため、沖縄取材(誰のため?)に決定。
木曜の朝6時半羽田発のANAにのり、9時半に那覇に到着。
レンタカーを借りて、北部の国頭球場へ。ここらはヤンバルと呼ばれる場所で、那覇からは約2時間かかる。
1時から、まずは日本ハム対韓国三星の練習試合を観戦。
沖縄では、日本だけでなく、韓国の三星(サムソン)、SK、LGの3球団もキャンプをしているので、後半は毎日のように練習試合が組まれているのだ。
試合は、稲葉、森本ら主力中心で戦った日ハムが勝ったが、三星は4番打者シムが特大ホームランを打つなど、結構見所あり。この日は星野、田淵、山本、大野の全日本組も視察にきていた模様。
三星の監督は、中日で活躍したソン・ドンヨル。あいかわらずのアンパンマン顔で、愛嬌がありました。韓国代表監督にも内定しているらしい。
それにしても沖縄は暑い!
屋根なしの炎天下の球場で3時間も観戦して、ぐったり。日焼け止めを塗らなかったジャッキーの顔は真っ赤になっていた。
続・キャンプで逢いましょう ― 2007年02月20日 00時29分43秒

キャンプの旅2日目。
以下、野球好きではない方にはつまらんと思うので読み飛ばしてください。
朝10時、最近定宿となりつつある那覇のリブレガーデンホテルを出発。ちなみに、このホテルは安いわりに設備も整っているし、新しいし、岩盤浴もあって女性にはおすすめ。
http://www.libregardenhotel.com/
まずは那覇から近い、北谷(ちゃたん)球場の中日キャンプへ。
ここはおととし観に来たとき、目の前にいきなり川上憲伸がいてビックリしたが(野球選手は、想像以上に大きいので、インパクトがある)、今日は川上の姿はなし。残念ながらドアラもなし。
投球練習を観ていて、気になったのは中田。背番号20。
フォームがきれい。一球一球、連取とは思えぬほど、とても真剣に投げていて、好印象。
実は去年、札幌に日本シリーズを観に行ったときも投げていたんだが、敗戦したそのときとはうって変わった感じ。うーむ、Gには手ごわい敵になりそうだぜ。全日本にも入ってほしいなあ。
打撃練習などを見たあと、今度は近くの読谷球場へ移動。中日の2軍キャンプなのだが、福留、立浪ら主力選手もこちらで調整しており、テスト生、中村ノリもこちらで練習中。「己」Tシャツで目立ってた。福留の後頭部も目立ってたが。
でも、オレ流落合の姿は見かけず。残念。
そのあとお昼を食べてから、ジャッキーが北谷限定キャンプTシャツを買いたいというので、北谷球場へ戻る。
しかし、既に売り切れ。朝はあったのに。馬鹿なやつだ。とりあえず、せせら笑っておく。
せっかくなので、中日と韓国SKの練習試合を少し観る。
2軍中心だったので、ここにもオレ流の姿がなくて残念だったが(実はオレ流好き)、大型新人・堂上のヒットを見れたのでよしとしよう。それにしてもどこにいたんだ、オレ流。
次は宜野湾の横浜キャンプへ。
投球練習は室内のため観ることが出来なかったが、
練習を終えた工藤ちゃんが出てきて、即席サイン会に。
ファンが大勢いたが、気づけば、ちゃっかりジャッキーも並んでいる。
売店でボールとマジックを私が買って(普通は逆だろ)、サインをしていただきました。ピッチングは見れなかったけど、ファンにやさしい工藤ちゃんに大感激。40代の星、工藤ちゃん、がんばれ!
仕事柄、俳優や映画監督に会うことは多いが、あくまで仕事。でも今回は一野球ファンとして、大興奮。野球ミーハーなんだな。
ちなみに各球団どこも売店を設置していて、グッズだけでなく、サイン用に色紙とペンも売ってます。シーズン中と違い、ファンと選手の交流の場も多い。
このあと、三浦もやってきて、即席サイン会をしてました。
既にこの時点で3時過ぎていたのだが、大急ぎで、浦添球場へ。こちらはヤクルト対阪神の練習試合。
しかし駐車場の入り口を探してさまよっているうちに、試合終了。だが、その後もヤクルトは練習をしていたので、しばらく見学。午前中は、古田も打撃練習してたらしい。
古田とは同い年だけに、監督としてより、現役選手としての活躍をもっと見たいなあ。
ということで、今年のキャンプの旅は無事終了。
1泊2日にしては、かなり楽しめた。
来年は、大リーグ・キャンプ視察でもするかな。
おまけ。
帰りは9時10分発の最終便。
アップグレード券を使ってスーパーシートにしてもらったら、隣に研ナオコがいて驚いた。
希望的観測。 ― 2007年02月26日 01時44分11秒

いよいよ今日(日本時間の月曜朝10時)は、アカデミー賞授賞式。
ある雑誌にてアカデミー賞予想をしたので、ここにも書いてみます。去年は当てにいったのですが、今年はあくまで「とったらいいなあ」予想にしてみました。
以下、希望的観測。
作品賞:硫黄島からの手紙
監督賞:マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)
主演男優賞:ピーター・オトゥール(Venus)
主演女優賞:ヘレン・ミレン (クイーン)
助演男優賞:アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
ただし、ブックメイカーにでも行って現実的に予想するなら、こんな感じ。
作品賞:バベル
主演男優:フォレスト・ウィテカー(ラストキング・オブ・スコットランド)
これ以外は同じ。
これまでの賞レースだと主演男優の本命はウィテカー。
ピーター・オトゥールは8度目の正直なので、
候補にするなら賞をあげないといかんだろうと思うんだが。
でも10年前もローレン・バコールを候補にしておいて、
伏兵のジュリエット・ビノシュがさらってしまったりと、
アカデミー会員数千人の投票なので、思わぬバイアスがかかったりしちゃうんだよね。
それでもオトゥールは大好きなので、ぜひともあげたい。
先日読んだインタビューも実に面白かった。
これぞ本物の役者だな、と思わされるよ。
http://www.msnbc.msn.com/id/16840017/site/newsweek/
(たぶん日本版ニューズウィークにも転載されると思う)
74歳、大酒のみで2度離婚暦あり。独身が一番いいらしい。
ただしかなり老けてみえるけど、実はイーストウッドより2歳も年下だから、9度目の正直がないわけじゃないけどね。
スコセッシは、ここらで何かあげないといけない、と
アカデミー会員も思ってるはずだが、やっぱり作品賞はおあずけで、監督賞になると予想。
次回作は、遠藤周作の『沈黙』なので、こっちで本気を見せてほしい。
作品賞は、出来は「硫黄島からの手紙」が上だけど、
アカデミー会員が字幕つき映画をどこまで見ているか疑問なので、混戦の今年は無難に「バベル」に行っちゃいそうだなあ。
誰も否定できないタイプの映画なので。
無難とは書きましたが、映画そのものはいい映画ですよ。
エディ・マーフィは助演賞有力と言われてるけど人望がないので、ベテランのアーキンが取ると思う。こちらは72歳。
この人は「暗くなるまで待って」や「摩天楼を夢みて」、「シザーハンズ」など、長いこと脇役としていい仕事をしてきてる。真の意味で助演男優なんだよね。 マーフィのように普段主演の人が、たまたま助演をやってこの賞をさらってしまうことがままあるけど、本来はアーキンのような人にこそあげるべき賞だと思う。
さて、結果はいかに。
ある雑誌にてアカデミー賞予想をしたので、ここにも書いてみます。去年は当てにいったのですが、今年はあくまで「とったらいいなあ」予想にしてみました。
以下、希望的観測。
作品賞:硫黄島からの手紙
監督賞:マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)
主演男優賞:ピーター・オトゥール(Venus)
主演女優賞:ヘレン・ミレン (クイーン)
助演男優賞:アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
ただし、ブックメイカーにでも行って現実的に予想するなら、こんな感じ。
作品賞:バベル
主演男優:フォレスト・ウィテカー(ラストキング・オブ・スコットランド)
これ以外は同じ。
これまでの賞レースだと主演男優の本命はウィテカー。
ピーター・オトゥールは8度目の正直なので、
候補にするなら賞をあげないといかんだろうと思うんだが。
でも10年前もローレン・バコールを候補にしておいて、
伏兵のジュリエット・ビノシュがさらってしまったりと、
アカデミー会員数千人の投票なので、思わぬバイアスがかかったりしちゃうんだよね。
それでもオトゥールは大好きなので、ぜひともあげたい。
先日読んだインタビューも実に面白かった。
これぞ本物の役者だな、と思わされるよ。
http://www.msnbc.msn.com/id/16840017/site/newsweek/
(たぶん日本版ニューズウィークにも転載されると思う)
74歳、大酒のみで2度離婚暦あり。独身が一番いいらしい。
ただしかなり老けてみえるけど、実はイーストウッドより2歳も年下だから、9度目の正直がないわけじゃないけどね。
スコセッシは、ここらで何かあげないといけない、と
アカデミー会員も思ってるはずだが、やっぱり作品賞はおあずけで、監督賞になると予想。
次回作は、遠藤周作の『沈黙』なので、こっちで本気を見せてほしい。
作品賞は、出来は「硫黄島からの手紙」が上だけど、
アカデミー会員が字幕つき映画をどこまで見ているか疑問なので、混戦の今年は無難に「バベル」に行っちゃいそうだなあ。
誰も否定できないタイプの映画なので。
無難とは書きましたが、映画そのものはいい映画ですよ。
エディ・マーフィは助演賞有力と言われてるけど人望がないので、ベテランのアーキンが取ると思う。こちらは72歳。
この人は「暗くなるまで待って」や「摩天楼を夢みて」、「シザーハンズ」など、長いこと脇役としていい仕事をしてきてる。真の意味で助演男優なんだよね。 マーフィのように普段主演の人が、たまたま助演をやってこの賞をさらってしまうことがままあるけど、本来はアーキンのような人にこそあげるべき賞だと思う。
さて、結果はいかに。
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