釜山映画祭にまたまたきてます2006年10月14日 10時58分33秒

ウソン

今年もやってきました、釜山国際映画祭。
12日のオープニングは、イ・ビョンホンやら、チョン・ウソンやら、神話のドンワンやら、イ・ジュンギやら、アンディ・ラウやら、桃井かおりやら、アジアのスター大集合でした。

昨日はチョン・ウソンの取材。
前夜、エルメスのパーティに現れた彼は、私服だったのか、開幕式での男前ぶりから一転、イケてかった。

しかし会ってみたら、いやはや、いい男っぷり全開。映画では無骨な役が多いけど、本人はかなりかわいいっす。やられた。

17日までこちらにいます。

(写真は開幕式でのチョン・ウソンとキム・テヒ)

♪似ってるかな、似ってるかな2006年09月03日 17時50分59秒

travel book shop

(タイトルは↑『できるかな?』の調子で歌ってください。)

旅と映画と食べることが大好きな私に目をつけたお友達のライターさんに誘われ、先日「地球の歩き方」webの座談会に出席。顔写真はちょい恥ずかしいので、イラストでということになり、描いていただいた似顔絵がこれ。

http://www.arukikata.co.jp/webmag/2006/0608/sp/060800sp_02_01.html

リアルで私をご存知の方、似てるかどうか、ご意見、をお待ちしてます。
自分では、うまく特徴つかんでるな、と思いますが。
でも、前にも別の雑誌でコラム用にイラストを描いてもらったことがあるけど、やっぱりこんな感じで口が目立ってたような。自分が思ってるより、口が大きいのかな。
(ちなみに他の出席者の絵も、かなり特徴をつかんでます)

座談会のテーマでもあるけれど、実際、旅をするとき、特に海外では映画ロケ地めぐりをするのが好き。っていうかそれが目的のことも多い。今回のロンドン取材でも、少し時間があったので、『ノッティングヒルの恋人』ロケ地めぐりをしに、ノッティングヒルに行ってきた。映画に出てくる本屋のモデルになった店にも行ったけど、あそこはいいね。本当に旅の本だらけ。お店の人が、映画に出てくる間抜けな店員(確か、リンゴ・スターを見たと主張する)にちょっと雰囲気が似ていたのが、笑えた。


*写真は旅の本屋トラベル・ブック・ショップ。

プチョン国際ファンタスティック映画祭2006年07月14日 17時41分05秒

イ・ジュンギ

昨日から韓国にきてます。
ソウルのおとなり、富川(プチョン)で行われているプチョン・ファンタスティック映画祭に参加中。
いつも釜山映画祭で御世話になっている友達のクォンさんが今回、プログラマーに就任したので、呼んでくれたのだ。

昨日のセレモニーには、『王の男』でいま大ブレイク中のイ・ジュンギくん(チョナンカンの「ホテル・ビーナス」に出てた男の子)をはじめ、重鎮アン・ソンギ氏らが参加。
オープニング作品「Midnight Ballad for Ghost Theater」は韓国版ロッキーホラー・ショウという感じで、かなり面白かった。

他にもいろいろあるのだが、くわしくはまた。
とかく混乱はあるものの、楽しいぞ。

カンヌでジョニー2006年05月28日 23時15分46秒

Johnnie T

といえば、ジョニー・トー。
このところ毎年、カンヌで作品が上映されてます。
今年も『黒社会2(Election2)』を引っさげて登場。これぞ傑作!!
今年は念願かなってインタビューに成功。そのときの写真です。
昨年の1はコンペに入ってたけど、今回は招待作品なので賞の対象外なのが残念なところ。香港で映画賞を総なめにした1も良かったが、2のほうがさらに良くなってます。
文字通り黒社会の暗部を描くのですが、凄みがあるだけでなく、香港人が現代の中国社会で生きていく上でのジレンマが描かれている、ノワールの傑作。ビジネスマンとして生きていこうとするジミーを演じるルイス・クー(右端)が滅茶苦茶クール! 前作では主人公だったサイモン・ヤム(左端)が今回は脇に回ってます。

というわけで、カンヌも今日が最終日。受賞作品はあと4時間くらいで発表です。私はイニャリトウの「Babel」がよかったが、下馬評ではアルモドバルの「Volver」が最有力。さて結果はいかに?

カンヌのレッドカーペットに2006年05月23日 09時35分23秒

cannes

夕べ、立ってみました。疲れた顔してますな。

カンヌ映画祭2006年05月20日 08時43分02秒

現在、取材のためカンヌにきています。
もちろん映画祭取材である。
しかし、まだ開幕から3日しかたってないのに、連日の暑さと取材で、すでにばて気味。
でも、意外な出会いがあるのもカンヌのよさ。
今日は取材で行ったパーティに、サー・イアン・マッケランがいてビックリ。ちょっとだけだが、話ができてよかった。

詳しくは、また。

アッと驚くタメゴローな1日2006年04月13日 23時55分07秒

スパマロット

今日は本当にタメゴローな1日だったなあ。

午後、恵比寿のホテルで、テリー・ギリアムに取材。
新作「ローズ・イン・タイドランド」についてのインタビューだが、実はずーっとモンティ・パイソンがらみで気になっていて、しかしあまりにバカバカしくて人に聞けない疑問があった。

ここから先、自分は常識的だ、と思う人は読まないでくださいね。

それは、スパム・メールの語源にもなったといわれる、くだらないことの代名詞、モンティ・パイソンのスパム・ギャグについて。レストランでスパムをひたすら連呼する有名なスケッチは私も大好きだし、スパム缶そのものもよく食べる。しかし、問題はそこではありません。

(まだここでも引き返せるから、常識的な人はこの先は読まないでね。)

このネタは、『モンティ・パイソンのスパマロット(SPAMALOT=スパムがいっぱい)』として、ブロードウェイミュージカルのタイトルになり、トニー賞も受賞しているので、ご存知の方も多いでしょう。
http://www.montypythonsspamalot.com/
で、このタイトル、そして元ネタの歌であるSPAM A LOTには、もう一つ、下品な意味もかけてあるのでは、とずーっと思っていたのよ。

(はい、これが最後の忠告ですよ。常識があるなら、ここでやめておきましょう。もし読んでも、私のことを下品だと非難したり、スパムメールを送るのはやめてくださいね。)

ようするに、
スパム!スパム!スパーマロット!と叫んでいるのが、sp*rm a lot に聞こえなくもない、ってこと。sp*rmがたくさんて、すげえなあ、中学生かよ、って引っ掛けてるのかと。
SPAMがたくさんで、SP*RMがたくさん、って、くだらなさが倍増するな、うっしっしっと思っていたわけです。発音は違えど、駄洒落なのかな、とね。
しかし、パイソンズ本にもそんなこと書いてないし、やっぱり私だけがそう思っているのかしら、という疑問も。あまりのくだらなさに、恥ずかしくて人には聞けずに今日まで来てしまいました。

ホテルへ向かう道すがらも、ずーっとこのことを聞こうか、やめようか、と悶々としちゃいましたよ。掲載誌は健全な女子のための雑誌だから、こんなこと聞いても書けないし。

そこで同行者の下井草さんに事前に聞いてみると、彼も同様に思っているとのこと。おいおい、恥ずかしくて聞けない、とか言いながら、聞いてるじゃん。
しかしせっかくだから、TGご本人に確認することにした。
普段、インタビューを英語ですることもあるのだが、このくだらない質問を英語でTGにメンと向かって聞く勇気がなかったので、通訳さんを介することにした。幸い、よく知っている方だったし。
でも、よくよく考えたら、恥ずかしい質問こそ、通訳さんを介さないほうがいいだろーが。風邪で鼻がつまり、まったく思考能力を欠いてました。

で、ギリアムの答としては、そんな下品な意味はかけてないそうです。あっさり否定されちゃったよ。
だいたい、意気込んで質問すると、こんなもんなのよね。いやあ、私の脳ミソってかなり下品に出来ていることが今更ながら判明。

ギリアム本人は、とてもいい人で、話も面白かったです。長年のパイソン・ファンだが、メンバーに会ったのはこれが初めて。感慨深いものがあったけど、ろくなことを聞かない私であった。まあ、よくも悪くも、私が下品なモノ書きになったのは、この人たちの影響がかなりあるんですが。あ、ギリアムは下品な人じゃないよ。


そんな感慨に耽りながら、帰り道、ヤングさんたちとタクシーに乗っていたのだが、なんと赤坂警察署のまん前で、そのタクシーがおカマをほっちゃった。
いやあ、ほんとにアッと驚くタメゴロー。
ゆるゆると、まるでスローモーションのように前の車にぶつかったのだが、その間ずっと「アーーーーッ!!」って叫んじゃったよ。 まるで『宇宙戦争』のダコタ・ファニング。うざい。
幸い誰も怪我はなかったけど、あるんですね、こんなこと。本当にキモを冷やしました。
これを我々の世界では、「赤坂見附の中心でアッと叫ぶ」と呼びます。 
セニョール、セニョリータ、長文失礼しました。グラッチェ!


追記
SPAMは、正しくは発音がspae'm,
Sp*rmは、spэ':(r)mとなるから、駄洒落にしても、ちょっと強引だったみたいね。私の頭は、日本人のオヤジギャグ脳、または中学生男子になりきっていたようで、英語の勉強になりましたよ。アメリカ生活してたのも、かれこれ10年近く前だしなあ。少しブラッシュアップしないといかんね。 巨匠TGには、想像力が旺盛なのはいいことだ、って慰められた(気のせいか?)けどさ(笑)。

おそれイリヤのクリヤキン、もしくはオーウェンのために祈りを2006年02月20日 19時00分39秒

連日トリノ・オリンピック漬けだが、フィギュア・スケート男子に、
イリヤ・クリムキンというロシアの選手を発見。
イリヤ・クリヤキンと一文字違いだよ。

しかし、実況のアナウンサーは、私が見ている限り、一言もそれに言及しなかった。おかしいなあー。
高橋克実と高橋克典くらい似ているのに。

イリヤ・クリヤキンをご存知ない方のために説明すると、なつかしの海外ドラマ『0011 ナポレオン・ソロ』に出てくる、金髪ハンサムだがちょっとお茶目なスパイ。演じていたのは『大脱走』のデビッド・マッカラム。スカパーでしょっちゅう再放送しているので、観たことある人もいるのでは?
これは007が世界的に大人気だった60年代後半に、アメリカで作られたテレビシリーズで、 原題は"The man from U.N.C.L.E."。ソロとイリヤは、U.N.C.L.Eなる秘密機関の諜報部員コンビ。本家007や、その後の『スパイ大作戦』に比べ、わりとコミカルで、イリヤ・クリヤキンは変装が得意で、確かロシア系アメリカ人という設定。演じたデビッド・マッカラムは名前からわかるように、スコットランド出身だけど。 私が子供の頃は、とてもポピュラーな番組でした。

イリヤは、今なら、オーウェン・ウィルソンにぴったりの役どころ。
ぜひこれ、オーウェンでリメイクしてほしいなあ。同じくテレビのリメイク映画に挑戦した「アイ・スパイ」(相方を演じたのはエディ・マーフィ)はコケたけど、こっちのほうがオーウェンのキャラに合ってるし、面白くなりそうな気がするぞ。 ベン・スティラーとの「スタスキー&ハッチ」のリメイクは面白かったのに、日本ではビデオスルーだし。これをNYのソニーシアターの大画面で観た私は勝ち組だな。いや、誰にも勝ってないんだが。

となると、肝心のナポレオン・ソロを演じるのは誰がいいかね。いつもの相方、ベン・スティラーやビンス・ボーンだと、完全コメディになっちゃうしなあ。それも見たいが、少しはカッコよさもないと、またビデオスルーになっちゃうしね。本家は金髪おちゃらけ青年イリヤと、黒髪のキザ夫ナポレオン・ソロというコンビなので、ヒュー・ジャックマンあたりかなあ。でもおヒューだと、今度はいい男すぎなんだよな。
昔、タランティーノが監督してジョージ・クルーニーがソロを演じるという企画があったらしいんだが、ちょっと年とりすぎちゃったしな。
誰かいい人いませんかね。

この映画が実現すれば、今度こそオーウェンも日本でメジャーになれる気がするんだが。今年の私の野望は、オーウェン・ウィルソンとニコラス・ツェーを日本でメジャーにすることなのである。うっひっひっ。


ちなみにまったくの余談ですが、作家で放送作家だった故・景山民夫の事務所が U.N.C.L.E.という名前でした。

極寒の北京に行ってきた!2005年12月15日 00時21分34秒

beijin

10日から13日まで、仕事で北京に行ってきた。
チャン・ドンゴン、真田広之主演の映画『プロミス』のインタビュー&プレミア取材のため。
いやあ、とにかく寒くて、寒くて。それしか記憶にないくらい。なにせマイナス10度だよ。その上、とても乾燥しているので、のどや鼻の中が痛くなっちゃうんだよな。一緒に行った編集のSさんは、鼻血が出たらしい。チャン・ドンゴンのかっこよさにやられたのかも、って言ってたけど、絶対寒さのせいだ。花美男ドンちゃんも、寒さには勝てないぜ。
でも最後にすごくいい思いをしたので、寒い思いをした甲斐がありました。

その話は後で書くとして、くるぶしまであるロングコートを着ていったのだが、裾が割れているタイプなので、足元が寒い。そこでダウンコートを買おうとホテル近くのモールに行ったが、いやあ、中国サイズって、小さい。Lサイズでも、日本の9号くらいの感じ。どうして中国の人はみんなああも、スタイルがいいんだろう?
お尻のでかい私は下までボタンがしまらず(泣)、結局購入を断念。帰国後のダイエットを、心に誓ったのであった。

ミスター&ミセス・ジョーンズ!2005年10月25日 23時25分48秒

トミー・リー・ジョーンズ夫妻 at TIFF

監督、主演作「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」を
引っさげて東京国際映画祭にやってきた、
トミー・リー・ジョーンズ先生と奥様のドーンさん。
大尊敬してます。でも愛をこめて、よばせて。
おやぢぃ!