GWに1本だけ2007年05月05日 17時15分05秒

ラブソングができるまで
映画を観に行くとしたら、
ずばり「ラブソングができるまで」をおすすめしたい。
誰にも尋ねられてないけどさ。
80年代半ばに青春を送った、30代以上の貴兄、貴女なら、GW最後の一日が盛り上がること間違いなし!

まあ、私がパンフに『君だけに語ろう、僕のすべてを』と題して衝撃の過去を激白してるから、というだけではなく、冒頭丸々流れる、ヒュー・グラントが所属したという設定の80年代のニューロマンティック系バンド「POP!」のプロモビデオが、実によくできてるのだ。

ファッションはもちろん、市松模様のバックとか、歌謡ドラマ仕立てとか、デュランデュランや、ワム!、スパンダー・バレエの当時のビデオを見事に再現していて、まるで「ベストヒットUSA」の「タイムマシーン」コーナーを見ているかのよう。ここだけスティーブ・バロン演出かと思ったよ。
この勢いでPOP!のワールドツアーのモキュメンタリーも作ってくれないかなあ。これがDVDに入ってたら、絶対売れると思うんだけど。


軽薄なようで耳に残る、キャッチーな曲を書いたのは、ファウンテン・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー。「pop goes my heart」という曲名にちゃんと『恋は突然』って邦題がつけられているのも、80年代らしさ全開。『僕はこんなに』とか『グラビアの美少女』とか『君は完璧さ』とか、いろいろ思い出しちゃうね。

映画もヒュー・グラントのリアクション演技がたっぷり楽しめる、ラブコメの王道をいく上々の出来です。



あ、ちなみにヒュー・グラントはバンド出身ではないし、私がパンフに書いた原稿の本当のタイトルは『歴史はムダなパワーで作られる』というタイトルです。念のため。