座間味島から帰ってきたら、寒い夜明け2006年09月04日 17時14分41秒

安慶名敷島

火曜から金曜まで、夏休みをとり、オキナワに行ってきた。
まあ私の場合フリーランスだから、毎日が日曜日みたいなもんだが、ジャッキーはお盆とお彼岸が忙しいので、いつも8月末に休みを取って沖縄に行くのが恒例になっているのだ。
そういやその昔、『毎日が日曜日』って城山三郎のベストセラーがNHKでドラマ化されて、長男役で郷ひろみが出てたなあ。

・・・とここまで書いて急に思い立って調べてみると、このときの妹役が今は亡き戸川京子だったのね。1977年放送だったのか。ってことは、時期的に『ムー』と被るな。この頃の郷ひろみ、人気もあったけど、いい歌が多かったんだよなあ。『悲しきメモリー』とか、『寒い夜明け』とか。両方とも77年のはずだ。前者の作詞は小谷夏こと久世光彦、後者は楳図 かずお。作曲はもちろん両方とも、筒見京平ね。この2曲はいまだにカラオケで歌うよ。あと『ハリウッド・スキャンダル』もね。これが私が思う郷ひろみベスト3だ。(ちなみに『ハリウッド・スキャンダル』は作詞が阿木耀子、作曲都倉俊一)
この3曲は歌いだしの歌詞が、もう、なんというか、いきなり世界を作っちゃう感じで、すごいんだな。
特に『寒い夜明け』ね。「退屈ですね、お嬢さん。なんて悪い、冗談。あなたは顔を伏せたまま歩きます」だよ。

あ、いつの間にかヒロミ・ゴーに気持ちが行ってしまっていたのでオキナワに話を戻すと、このところ2泊3日の旅が多かったが、今回は久々に3泊することになり、そのうち1泊で座間味島に行ってきた。座間味は那覇から船で約1時間のところにある、慶良間諸島の一つで、ダイビングのメッカ。我々はダイバーではないのだが、シュノーケリング好きなので、一度は行ってみたいと思っていたのだ。

写真は、その座間味から船で10分のところにある無人島・安慶名敷島(あげなしくじま、と読みます)のビーチで取ったもの。
座間味のビーチもきれいだが、ここは本当に何もない無人島で、さらに上をいく。透明度はもちろん、ビーチを入ってすぐのところに魚も珊瑚もたくさんいて、シュノーケリング天国だ。でも、すぐ近くでジェットスキーをやっている人がいて、ちょいとうんざり。ジェットスキーが楽しいのはわかるけど、やるなら、万座ビーチでいいじゃん。トイレもない無人島でやることじゃないと思うんだが。
それ以外は本当に、いいところでしたよ。

しかし、帰ってきたら、東京が涼しくてビックリ。まさに、寒い夜明け、ってことで。